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「馬主」の読み方はウマヌシ?バヌシ?間違えやすい競馬用語も紹介します

投稿日:2019年7月25日 更新日:

「馬主」の読み方はウマヌシ?バヌシ?間違えやすい競馬用語も紹介します

すでに競馬を楽しんでいる人も、これから競馬を始めたい人も、不意に出てくる競馬用語の読み方や意味がわからず、詰まってしまうシーンがあるのではないでしょうか。

競馬の世界は、専門用語が多いものです。特に「馬主」など、一見簡単そうに見える漢字も、競馬場では“バヌシ”、“ウマヌシ”など、人によって違う読み方をしている用語も存在します。よく使われる言葉でも、ちゃんとした意味がわからないケースや、いまさら人に聞けないという悩みがあるかもしれません。

今回はよく使う競馬用語と、その意味を解説していきます。正しい読み方と意味を理解して、競馬ライフを楽しみましょう。

「馬主」の一般的な読み方は?

馬主には「バヌシ」「ウマヌシ」「バシュ」と3つの読み方がありますが、原則としては「ウマヌシ」と読みます。これは日本中央競馬会で統一されている、正式な読み方です。

馬主の正式な読み方は?

「バヌシ」「バシュ」と比べ、もっとも耳で聞いた時にわかりやすい、という理由から競馬中継などもウマヌシと呼ばれています。また、以前は馬の世話をする厩務員」のことを「馬手(バシュ)」と呼んでいたこともあり、この二つが混同しないように、という配慮もあったともいわれています。

初心者向け!読み方がわかりにくい競馬用語7選

次に、まだ競馬を始めた方が間違えやすい競馬用語をいくつかピックアップしました。それぞれの読み方や意味を解説します。

牡馬の読み方は?

牡馬の正式な読み方は「ぼば」です。
書いて字のごとく、オスの馬のことを指します。

初心者からはよく「おすうま」「おとこうま」と読まれることが多い単語です。これらの読み方も間違いではありませんが、これから競馬を始める方は、業界用語として覚えておくと混乱がないかもしれません。

高い成績を残した牡馬は種牡馬(しゅぼば)として、多くの子孫を残していくことができます。

牝馬の読み方は?

こちらはメスの馬のことで、「ひんば」と読みます。
「めすうま・おんなうま」などと呼ばれることもありますが、業界用語としては「ひんば」が正しい読みです。

こちらも牡馬と同様に、良い成績を残して引退した後は、「繁殖牝馬(はんしょくひんば)」として仔馬を産む役割を持つこともあります。

厩舎の読み方は?

厩舎は「きゅうしゃ」と読み、一般的な意味は馬や牛などを飼っておく小屋のことです。ですが、競馬の世界で「厩舎」と言う時には、競走馬の調教師が管理・運営する施設の総称を指します。
厩舎では、調教師が馬主から競走馬を預かり、日々の世話はもちろん、レースに向けての調教や調整が行われます。

レースの前日(重賞レースの場合は前々日)には多くの場合、厩舎コメントが出されます。レース結果を予想するための重要なファクターのひとつです。

F(長さの単位)の読み方は?

競馬新聞やニュースを見ていると、「4F」「3F」といった言葉をよく目にします。これは「ハロン」と読み、Furlong(ファーロング)、略してfurまたはfとも表記されます。
「ハロン」はもともと競馬発祥の地、イギリスの競馬用語で距離を表す単位です。

1ハロン=201.168メートル

正確には以上の数値ですが、たいていは簡略化して1ハロン=200メートルで考えます。たとえば日本ダービーの距離は2400メートル=12ハロンと考えられます。

画像引用ハロン棒 - Wikipedia

それでは、ハロンという単位はどのような時に使われるのでしょうか。それは「通過地点」の指針に使われるときに他なりません。

競馬場のコースには至る所に「2」「3」などと書かれた「ハロン棒」が設置してあります。この数字はレースが進むごとに小さくなり、実況などで「残り4ハロン」「3ハロンを過ぎたところで」など、レースの進捗を分かりやすく伝えるために用いられます。
また、ハロン棒の箇所では先頭馬のタイムが測定され、「ハロンタイム」というレースのペースや、競走馬の成績に大きく関わるタイムが発表されます。

馬銜の読み方は?

馬銜は「はみ」と読みます。
馬術道具のひとつで、馬の口に含ませる金属製の棒状の道具です。

馬の口の中には、前方部に12本の切歯が並んでおり、奥歯との間に歯のない広い空間が存在しています。この空間に馬銜をかけ、騎手が握る手綱ごしを伝って、馬の運動制御を行うのです。別名「轡(くつわ)」とも呼ばれます。

膠着の読み方は?

膠着とは「こうちゃく」と読みます。
馬が何かしらの要因で、動かなくなってしまった状態のことです。

何か気になるものを見つけてしまったり、異常に緊張している時に起こりやすい状態です。騎手の指示に従わなかったり、レースがスタートし、ゲートが開いても一歩も動かないケースなどがあります。

脚色の読み方は?

脚色は「あしいろ」と読み、レースなどでの馬の走りっぷりを表す言葉です。

「脚色がいい(余力十分に走っている)」
「脚色一杯だ(余力がなくなり、バテ気味だ)」
「脚色が悪い(力を出し切り、スピードが落ちた)」などのように使われます。

まとめ

今回は、初心者がまず覚えておきたい競馬用語や、その正しい読み方について紹介しました。
一般的に使われる言葉と同じでも、違う意味合いで使われることも多い競馬の世界。正しい意味を理解した上で競馬場に行くと、今まで知らなかったことが目に付いて、さらに楽しめるはずです。

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うまポ!編集部

「全人類を馬主にする」をミッションに掲げながら、オリジナル取材記事や牧場情報などを定期的に配信しています。

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